遠眼鏡屋2

湿度が高い日は汗をかいても体温は下がらない

きょうは話題を変えて。
本格的な夏の到来で、熱中症のニュースがふえている。「こまめに水分を補給してください」などとアナウンサーが呼びかけている。だが、これは湿度の低い日の熱中症対策というべきだろう。汗をどんどんかいて、その気化熱で体を冷やす。まことに人間の体はうまく出来ている。
ところが、昨日のように湿度80%という蒸し暑い日に汗をどんどんかいても、なかなか蒸発しない。気持ちの悪い汗の滴(しずく)が皮膚にまとわりつくばかりだ。こんな日の対策は水分補給ばかりではない。水に直接濡らしたタオルなどで首のまわりを覆い、頚動脈を流れる血液を直接冷やす算段が有効だ。すぐにタオルが暖かくなってしまうから、またタオルを冷たい水に浸す。これを何度が繰り返すうちに体が楽になってくる。血行を利用して、体の内部から温度低下をはかる方法だ。

実は昨日少しばかり力仕事をやることがあって、そのあと上記の手段を実行してみた。30分もしない内にうそのようにさわやかな気分になった。保冷剤とか氷を用いればもっと効果があるのかも知れない。とにかく良い経験になった。