遠眼鏡屋2

選挙では争点をめぐる意思判断をしめすこと

いつもより気ぜわしい年末である。家中の整理整頓、大掃除、それに年賀状を書かなくてはならないところに、総選挙である。

テレビには各党の党首などがいろいろ主張を述べているのだが、「景気を良くします」とか「国を守ります」とかの課題を述べるにとどまる演説は意味がない。

それが、「日銀法の改正により職務怠慢の日銀総裁の更迭をはかり、金融財政の一体運用により成長経済を実現します」という主張ならば、「はたしてそこまで強硬な手段を講じる必要があるのか」とか「金融財政の一体運用で確実に日本経済を成長軌道にもどせるのか」という争点らしきものが浮かび上がってくるから、選挙演説として意味のあるものとなる。

つまるところ争点にあって右すべきか左すべきかの判断を下す、それが選挙の最大の目的であろう。争点を隠したり、曖昧にぼかしたり、耳当たりの良い言葉の羅列で終始する候補者は真っ先に落選させなくてはなるまいと考えている。