遠眼鏡屋2

大切な温故知新

尖閣竹島の問題について隣国が日本の近現代史にかかわらせて議論を展開しているのはご存知のとおりだ。ところが言われている我々国民がどういうわけか当時の事件や経緯を知らない。評価の定まらない戦前の歴史を前に学校の教師たちも教えかたに自信が無く、第一次大戦あたりまでで時間終了としたケースがほとんどでなかったか。

自分の国の負の遺産と呼ばれるものを根気よく追求するのは気のすすまぬことでもある。だが、ここへ来てにわかな外国からの問いかけには積極的に応じていくだけの見識と気概を持ちたいものと考える。彼らが取り上げる事件・事象に直接反応していくのも良いが、その前に一歩さがって、20世紀前半の大きな流れを頭に叩きこんでおきたい人もいるだろう。

そんな人、特に若い人たちに、第一の接近としてお勧めしたいページがある。
松本健一『日本の失敗』

管理人自身は、開戦時の東条首相の檄のなかに病的なものを見出して暗い気持ちになったり、有名な統帥権干犯(トウスイケンカンパン)発言を政争の具に持ち出した犬養・鳩山の愚行にあきれたりしたことをメモしておく。

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