遠眼鏡屋2

西日本が平年以上に暑い確率

DVD録画にまつわる話題はきょうはお休み。

きのう気象庁3カ月予報 を発表したそうだ。
そのうちの平均気温であるが、一点を除いて納得できる予報だとおもう。その一点とは、北海道、東北、中部地方が平年なみというのに対し、近畿、中四国、九州がやや高めの中でも、「平年以上に高い確率40%、平年並み40%、平年以下20%」と2ランク上位の区分を採用している点だ。このギャップが気になる。1ランク上位の「平年以上に高い確率40%、平年並み30%、平年以下30%」を予想する専門家はいなかったのであろうか。
さらに、この平年というのは1981年〜2010年の30年間の平均の意味のようだから、「平年並み」の含意がすでに昨年2011年より低気温であることを示していると思われる。

それはともかく平均気温というのは猛暑を検討する指標には雑駁すぎるから、やはり前回府中市について見たと同じサイトのデータを引用して考えてみよう。すなわち、2010年猛暑日大阪府2011年猛暑日大阪府 の中から堺市のデータでみると、
2010年の猛暑日31日、真夏日86日、最低気温25度以上43日であるのに対し、
2011年は猛暑日10日、真夏日78日、最低気温25度以上33日となっていて、
堺市でも2011年夏はだいぶしのぎ易かったといえる。(ただし、こちらは大工業地帯のお膝元であるから、郊外型の府中市に比して相対的に暑い夏であったのは当然であろう。)

前回も書いたとおり、今年はラニーニャ現象が終息している。そして、昨年は本格的節電を必要としなかった関西圏も今年は節電努力がさけばれている。ひと度節電が始まると、地域(特に都会)の放熱量が減少してヒートアイランド現象の緩和をもたらし、それが次の節電を容易にするという好循環がおきる、との学説もあるそうだ。

近畿地方はじめ、西日本の人々の健闘を期待している。