遠眼鏡屋2

呆れたフィッチ

ギリシャのユーロ離脱、ユーロ圏全体の格付けに影響=フィッチ
ギリシャが現在の政治危機によって、もしくは今後、経済の安定化を達成できず、(ユーロ圏を)離脱することになれば、・・・・・」

もしギリシャが破れかぶれになってユーロ圏離脱する場合はその悪影響は全ヨーロッパに及ぶ、と警告したいのであろう。だが、政治力学的にもそんな乱暴はできるはずもなく、ギリシャはじめ関係諸国は計画的離脱の道を探ることになる。その場合は、圧倒的優位国ドイツにくわえ、まだ比較的に余裕のあるフランスなどが従来路線に準じたセーフティネットの充実を図るほか、ギリシャの経済的貧困層への経済支援のための特別プログラムも用意されることになるであろう。

要は、ギリシャが主要国から従来の支援を得つつ、自国の新通貨運営により万年貿易赤字状態から脱するシステムを作る必要があるということだ。経済の安定化を達成するためにユーロ圏離脱を行うのであるのに、フィッチにおいては目的と手段が逆転している。同社はギリシャがユーロ圏にいたまま他国に迷惑をかけない自立した国に戻れるとでも思っているのだろうか。なんとしてもギリシャを自助努力のできる普通の国に戻さなくてはならないと考える。

ついでながら同社についてだが、活躍の場は英米だが、根はフランス系の会社であって、ヨーロッパ統合の呪縛に囚われているように見える。

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