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ギリシャのユーロ圏離脱の可能性

6日の日曜日には、ギリシャの総選挙とフランス大統領選挙決戦投票という大きな出来事があった。どちらも過去二年間ほどドイツのメルケルとフランスサルコジの緊密な連携で進められた「メルコジ」路線(財政緊縮政策)に対してノーを突きつける結果となって、欧州経済情勢は大きな曲がり角を迎えたようにみえる。

財政収入にくらべて相対的に大きな政府債務を負っている欧州各国にとって、メルコジの主張は拒むことのできない路線と考えられてきた。だが賢明というべきか、民意がこのままの緊縮財政のもとでは経済の停滞は一向に改善されないことに気がついたと言うべきであろう。

半年ほど前、欧州の病状にも書いたことだが、ユーロ圏という仕組みそのものがギリシャやスペイン、ポルトガルといった国々の経済の困難を招いていると思われる。

ようやく次のような見方が欧州関係者に広がってきたことは良いことだ。

焦点:ギリシャのユーロ圏離脱観測